海外での「まちづくり」活動が世界銀行のサイトで紹介されました。

  • 2019/11/16

ランドスケープの視点から、各地の住民と「まちづくり」のワークショップを実施しています。特に、その地域特有の自然環境を活かした都市のリノベーション(再計画)を、住民と一緒に考える活動を積極的に実施しています。

「まちづくり」活動の一環として、様々な自治体の都市計画部局の審議会にも学術委員として参画し、街のあり方に関する議論や指導を行ってきました。多くの都市の中でも、横浜市は「都市デザイン」の分野において、最も注目されている都市のひとつです。中津秀之准教授は、横浜市の「都市美審議会」の委員として、10年間に渡り様々な議論に参加してきました。その中で策定した「横浜都市デザインビジョン」は、横浜市だけでなく、多くの他の市町村からも注目される提案でした。そこで提案された「風景スケッチブック」という手法は、住民ワークショップの手法として今後広く利用される事を想定して創り出したものです。

横浜市「横浜都市デザインビジョン」のHP
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/design/yudv.html

中津秀之准教授が策定に携わった「風景スケッチブック」という手法を使ったワークショップを、世界銀行が出資して海外で実施する事となり、南アメリカのパナマ国パナマ市において住民ワークショップが3日間開催されました。歴史的な保存エリアが放置されていたり、住民の生活格差がより顕著であったりと、日本とは状況の違う中、多くの成果を生み出し、地域の将来像を計画するプロセスとして国際的な社会貢献活動として多くの方々に感謝されました。

「世界銀行」のHP
https://www.worldbank.org/ja/programs/tokyo-development-learning-center/op-support

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